ベソブログ

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ネパール vol.1

一見カトマンズの町並みはインドのミニチュアかと思った。横の国なので外観はやはり似ている。ヒンドィーと仏教徒の多い街。しかし明らかに人柄は違った。所変われば品変わる。インドよりも発展途上国。もちろん観光客を狙うハイエナは空港に群がる。

一路、カトマンズはタメルに向かう。観光客で賑わうこの街にはさまざまな人がいる。楽器売りがいた。ウクレレの様なもの弾きながら聞いてくれと歩み寄ってくる。もちろんリキシャやトゥクトゥクもいた。西欧人もいた。グラムいくらでどうだ?と言う奴もいた。インドの様な狂騒感はあまり感じない。どこかにゆとりが潜んでいるようだった。都市部ではあるが、ヒマラヤの近さがあるからなのかもしれない。

ヒマラヤ山脈のふもとの高地に住む民族がいる。その民族もネパール人である。その部族の人達は生まれ育った場所のせいか高山病にかからず、また肺活量も平地の人とはそもそもが違うらしい。ゆえにエベレスト登頂10数回という人間が平気でいるらしい。

その街とカトマンズの間にはまた山が現れる。もちろんエベレストほどではない。が、低くもない。そしてその山々の盆地に当たる部分にカトマンズが広がる。

IMG_3713.jpg

このカトマンズに舞台を移してからもやはり役者は現れ続ける。まるで俺が来ることを待っていたかのように。インドのミーナから紹介してもらったヒロ。ヒロはドゥラブを連れて俺を迎えに来てくれた。

ヒロは日本人。ひょんな事からこのアジアの歴史と文化と精神に魅了され、この国に住むように導かれた。ヒマラヤには人を呼ぶ力がやはりあるのだろうか?
ドゥラブはネパール人。日本には来た事がないが、日本語はかなりのもの。そしてヒンディーとしてネパールやヒマラヤの歴史を深く勉強していた。その深い知識を日本語で教えてくれた。これこそまさにこの地を訪れた大きな目的の一つだった。まさかこんな形で教えてもらえるとは思いもしなかった。

ネパール・インド・中国・チベットの話。日本ではなかなか聞けない話。それを現地の人の言葉を日本語で聴けるという幸運。もちろん一日二日で全てを聞く事は出来なかったが大筋の話は聞けた。カトマンズという街ができた神話や名前の由来も聞けた。あと、ネパールには宗教間の対立が少ない。実際訪れたモンキーテンプルと呼ばれる猿が多くいる伝統的なお寺では、仏教のお寺なのに中にヒンドゥーの建物もある。そしてお互いの宗教の人が無視する事なく両方にお参りする。日本も神仏融合という他宗教との融合があるが、ネパールも似たところがあった。

多くの部族が集まってできた国ネパール。今でもその部族という色合いは残っていて、公用語はネパール語だが、部族ごとの言葉というのも残っている。その数も10や20ではない。それぞれも部族の言葉は似ているとは言え違うため全ては理解できないらしい。

興味深い部族にグルカ族という部族がいる。19世紀頭にイギリス東インド会社はネパールにも及び領土を奪おうと戦争が勃発する。しかし山々に囲まれた地ではやはり地を理解している現地の部族が有利である。それに加え、格別に強い部族がいた。それがグルカ族。山々で育まれた強靭な肉体と伝統として受け継がれる戦闘技能。ククリ刀と呼ばれる刀を好み、刀術にも優れる。侵略出来なかった理由になるほどの存在であったとイギリスも認めた。認めたあと、何をしたかというと、雇ったのである。その強さをぜひ借りたいとお金を払い傭兵として雇った。今でも存在するグルカ族は今ではグルカ兵と呼ばれ、イギリスのみならずインド・フランスなどの傭兵ともなっているようだ。まさに戦闘集団である。厳密には純粋なグルカ民族だけ血統ではないようだがそのメインはグルカの地をひく者が多いようだ。

とにかくネパールではインドとは一味違う東洋の歴史というものを身に感じた。先ほどのモンキーテンプルはカトマンズを作ったと言われる文殊菩薩を祀っている。その昔湖だったカトマンズに一箇所だけ蓮の花が咲いていた。それがこのお寺のあるところでちょうど丘になっていた。そして菩薩はこの地が綺麗であることを悟り、盆地の東南に水の流れ道を作り湖を盆地に仕上げた。現在でもその川の名残がある。

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