ベソブログ

日本人として本当に知って欲しい事、考えて欲しい事を伝えるブログ 歴史・政治・思想・音楽・芸術・文学・教育・経済・・・ジャンルなんて関係なし。作家BESOが日々感じ、考える日本人に伝えたい事を伝える。やってるかやってないかはバイブス次第

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TBH Tha Blue Herb 「NEW YEAR'S DAY」

年の瀬。年末。師走。

忙しさが自分よりも先を走る。

忘年会で今年の垢を落とし、新年に向け新たな準備をする。
寒さの中で席を囲み、酒を酌み交わす。

今年あった嫌な事を忘れるのと同じ様に、昨年の今頃自分が言っていた事を忘れてしまっている自分に気付く。

来年こそは。次こそは。反省と共に希望や願望に呼びかける。

そのヴィジョンを今年はどれだけ持ち続け、走り続けられただろう?
そんな一年を振り返る事ができればそれこそ「来年こそは」という言の葉の中に実が実る。

ひそかにBESOが追い続けるアーティストを紹介する。
何かと批判的に周りをみてしまう癖がついた中、無条件に賞賛してしまう数少ない人物の一人。

ILL BOSSTINO

自分自身の ILL B 哲学 をリリックという刀身に込める。切れ味鋭く他を寄せ付けない雰囲気を放つ妖刀を武器に、日本の真似事HIPHOP界や日本そのものを正面から斬りかかる。

アメリカの真似をしてただただ金や女の歌を歌ったゲイみたいなJapanese Hiphopではなく、自分の生き方や哲学で勝負するのが本物のHIPHHOPだろうと言い放つ。

確かに万人に受ける音楽じゃないだろう。祝いの席で聞く音楽ではないだろう。

だが自分の心の奥に燻る炎を押さえ込んでいられない、溢れる感情や想念から繰り出される一つ一つの言葉の重さがひしひしと伝わる。

いつの時代もアイドルグループは後が絶えない。もちろん良い悪いではない。それをもし決めるとするならば聞く人が決める事。

しかし同じ「音楽」というジャンルで話をするならその奥の深さと重さを実感してほしい。
何を思い、何を考え、どこへ向かい、どう走っているのか、その生き様を。

そのアーティストが好きな理由はなんだろうか?
流行りを追い求め、見た目の派手さにただただ憧れているだけの自分がそこにはいるんじゃないだろうか?
言葉で説明する必要はないだろう。ファンである理由はただ好きだから。で十分だろう。

表現者であるアーティスト。その作品であるショーやCDを見て聞いて、自分の心の動きの振れ幅を感じさせられる。

自分の心の動きは自分にしかわからない。人が感動するものが必ずしも自分の心を動かすとは限らない。
影響力の大きい偉大な表現者はやはり多くの人の心を大きく揺り動かす事ができるだろう。


昨年の今頃、リリースされた般若とのタッグ「NEW YEAR'S DAY」



これを聞きながら今年一年を振り返り、できなかった事を来年につなげる。自分の中での橋渡しをするためにも改めて自問自答する。

数字vol.1 〜物の数〜

普段から何気なく使う数字。一度この「数字」というものを考えてみると、あまりの奥深さに驚愕する。

そもそも一般的に使われている数字は、あくまでも10進法という10溜まると次の位に行くという一つの使われ方。コンピューターや電子機器のベースになる2進法や時計の読み方の12進法など、いろいろな使われ方がある中の一つ。

数字という概念が生まれたのは、現代からすると遥か何万年前とも言われている。最初は、石に一本の線と並べていき数を数える、というような事から始まったのが遺跡から推測されている。

紀元前2万年前の遺跡においては、すでに素数や掛け算などの数字が見られている。古代において驚異的な発展として知られる古代インド数学は紀元前3000年頃、驚くほど精密な数学的比率でレンガを作り道を完全に近い直角で、街や建物を建設していた。

数学は主にモノヅクリにおいて発展を遂げたように思う。何かを作るときに考えるのは利便性、美しさ、継続性。人が住む家を建てる時は壊れないように設計する。人が身につけるモノや服を作る時は美しい形を生み出す。人が道具として使うモノは長く使えるように、また使いやすい形を求める。

その結果見つけられたのが黄金比。モノの長さにはこれらの要素を完璧にする最適な長さがある事に気づいた。建物が風や地震に負けず立ち続ける、見る者を惚れさせる美しさ、狙った以上に道具が道具として機能を果たす。そんな比率というのを見つけた。

図らずも自然界は全て黄金比でできていると言われている。見た目に美しい花や樹木。太陽と地球と月の距離。人間の体も限りなく黄金比に近い。故に全ての生き物は美しいと言う者もいる。

そう考えるとその人の顔が美しい、醜い等はなんと主観的で傲慢な意見か揶揄されてもいる。

そして、多くの物が生まれた先にその物自体の数という意味で数字が発展した。

単純に1個2個・・・という考え方からその分配法や将来への保存に割り算掛け算が発展した。

いろんな物を数えるようになった。単純に目の前にあるリンゴの数。見えている美しくも強くそびえ立つ木の数。光り輝く星の数。

その果てに目に見えない物を数えるようになっていった。計算によって。

目に見えるものの数は見てわかるのですぐに解が出る。今でも議論が続いている様々な方程式や理論の多くは目に見えないものの数がほとんど。これをvol.2から見ていこうと思う。

旅に出よ、再会せよ



因果応報。人が行動するには必ず理由がある。理由の後を結果が追いかけ、結果には原因が付きまとう。

理由なき反抗ですら理由がある。人を愛し、世を憎む。何かと何かが存在するとそこには関係が生まれる。木と火。火と土。土と金。金と水。水と木。出口の無いサーキット。何周ラップを繰り返せば無に帰るのかはわからないが、ただただ車とドライバーは走り続ける。

今回は日本を訪れたアレックスとポーリーンの話。

東へ進んだ果てにたどり着いたのか、菊の花の香りに導かれたのか。それぞれストーリーも背景も違う。が、どうやら理由もなく日本を訪れたという事では無いらしい。

アレックスは言った。「子どもの頃母親に言ったんだよ。俺は大きくなったら日本に行くよ!って。」「なぜ日本に行くの?」「わかんないんだけど、でも行くんだ。」「不思議な子だね」と母親の疑問に明確な答えを差し出す事なく、ついに大きくなったアレックスは日本へたどり着いた。遥か遠くアイルランドからはるばる自転車で。彼を乗せた二つの車輪はゆっくりと、時にその回転を止めながらヨーロッパとアジアの広大な地を無事に横断させた。2年を費やした。

ポーリーンは言った。「仏教と神道の違いは何?」「神道にも輪廻転生はあるの?」スイスという大きな国に囲まれ大きな文化が複雑に入り混じる国。一つの島国が一つの国として存在し続ける国。一見相反する国から国へとその身を預けた。

世界言語と化した英語。この言葉の力はすごい物なのかもしれない。その背後には数かぎりない侵略や虐殺があっただろう。繁栄したたった一つの言語という文化の裏には絶滅した多くの言語という財産が地球上から姿を消したかもしれない。

アイルランド人と日本人。スイス人と日本人。住む場所も文化も価値観も宗教観も感性も。何一つとっても同じでは無い。同じなのは出会った時と場所だけ。そして人間の心を持った同じ人間という事だけ。

書を捨てよ、旅に出よ。作家・寺山修司は自分の書いた書のタイトルにまでしてしまった。もちろん書は人に多くを与える。しかし、それよりも多くのものを旅が与えてくれると。知識と体験。百聞は一見に如かず。与えてくれる多くの内、一番わかりやすくも一番不思議なものが人との出会いかもしれない。

自分からお金や時間や安全を奪う人にも出会うだろう。だが、自分に知識や体験や感性を新たに与えてくれる人にも出会うだろう。そこでまた気付き、ふと我に帰る。その土地を訪れた理由を教えられまた次の生活に向けた原動力となる。つまり理由となる。そしてその新たな理由が新たな結果を生み、原因に気付く。

こうして自分とは何者なのか、人生とは何なのかを一つ一つ確認していくのかもしれない。内面に秘められた全てを知り尽くすことの無い自分。永遠に分かり合うことのできない他人。常に同じでは留まることの無い全て。そんな解の無い無限数式の公式の有用性を試行錯誤してくのかもしれない。

旅をする者も多くを与えられるが、出会った側もまた多くを与えられる。行ったことの無い土地の話を聞き、文化を知り、感性を共感する。ほめ合い、また首をかしげ合う。しかし旅には別れが付き物。旅に限らず全ての出来事物事には別れが影のように付きまとう。そしてもっと一緒にいたいと思う叶わ無い願いの代わりに、出会わせてくれた目に見え無い何かに感謝を残しながらそれぞれの道へまた進んでいく。常に横にいる必要は無いのかもしれ無い。

母親から生まれへその緒が切れた時から一人になる。周りに育てられ、周りに看取られながら、一人で死ぬ。しかし、その死ぬ間際人生を思い返すと多くの思いがそこには在る。

なぜ旅に出るのか。答えは出てみないとわからないのかもしれない。ただ一つ言えるのは、必ず誰かに出会うということ。それが良縁か凶縁かは知らない。ただ出会い、ただ感じ合い、そして別れる。また出会う日を待ち焦がれて。

旅に出よ、再会せよ。

PS
旅へ出る親愛なる友人へ。
その勇気に敬意を表し、豊かで実りある出会いを願う。得難い経験を元にまた新たなステージで多くを表現する日を心待ちにしながら旅運を祈る。

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